10月 25 2014
ちょっと紹介~熊野古道~
皆さんこんにちは。
なかなかブログの更新ができずにすみません。
そうこうしているうちにふたつの台風が過ぎ、朝晩がかなり冷え込んできました。
今の時期は二十四節気では”霜降”と言うそうで、いよいよ霜が降り季節が冬へと変わっていく時期、なのだそうです。
晴れれば日中はまだ暑いのに夕方過ぎるとすぐに気温が下がるため、外出時は一枚羽織れる物を持っていくとよいですね。
風邪をひかないように、油断は禁物です。
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さて、そんな中。
わたくし事ですが、昨日、熊野古道にちょっと行ってきたので写真とともに御紹介したいと思います。
紀勢自動車道が3月に全線開通となり、熊野尾鷲道路も9月に建設されて、三重県熊野市まで名古屋から3時間で行けるようになりました。
熊野古道が世界遺産登録されて今年でまるっと10年とのことで整備されたようで、今までなら完全に1泊コースのところです。
暑いくらいの日差しの中、はじめに熊野灘を眺めながら七里御浜海岸を歩き、獅子岩に「おぉ!確かに見えるけど、どっちかっていうと鷲の方が近いかな」とか文句(?)をつけ、花の窟神社近くのお食事処でお値打ちお勧めランチをいただき、満腹で眠くなったところで松本峠(熊野古道)へプチハイキングへと出かけました。
因みに”花の窟神社”は、写真はありませんが、『日本書紀』の神代第一で「国産みの舞台」として登場している場所で、つまり、神々の母である伊弉冊尊(イザナミ ノミコト)が火神・軻遇突智尊(カグツチノミコト)を産んで、灼かれて(火の神様を生んだことで)亡くなった後に葬られた 御陵なんだそうです。
歴史書には花の窟から御神宝を本宮大社へ移したことが書かれているそうで、流石、伊勢神宮ゆかりの土地ですね。
まさに日本人のルーツ、大元に触れるプチ旅でした。
では以下、まずは熊野灘の写真からご覧ください。

七里御浜海岸:足元は大小様々な丸い石が敷き詰められています。部活とかで走ったら足腰が鍛えられそうでした。
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※獅子岩:巨大な獅子が海に向かって咆哮するような姿をした高さ25mの奇岩。国の名勝・天然記念物。 そばを流れる井戸川の上流に鎮座する大馬神社の狛犬として隣の神仙洞と共に位置付けられているのだそうです。

獅子岩:恰好良いです!自然の造形って素晴らしい。
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※熊野古道:松本峠道中。何も語らずとも雰囲気を感じていただければと思います。

熊野古道①

熊野古道②

熊野古道:松本峠展望台から望む熊野灘
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皆様も機会があれば是非!
もうひとつ”鬼ヶ城”に行きたかったのですが、昨年の台風18号の影響で一部が通行止めとなっていて、時間的な問題もあり今回はあきらめました。
『岩の隆起と風化と波の浸食によって生じた自然の芸術で、熊野灘に面して延々1Km続く、国の名勝・天然記念物。山頂には、戦国時代の城跡があり、熊野古道・松本峠と連結するハイキングコースが整備されています。鬼の見晴台といわれる展望台からは、熊野灘が一望できます。』という場所です。 山頂へ通じるハイキングコースは春になると4種類の桜が次から次へと開花するそうなので来年の春に訪れるのもよいかもしれません。