5月 28 2014
北名古屋市見どころ探訪~歴史民俗資料館編~その3
皆さまこんにちは。
いよいよ5月も終盤です。
今日は30度まで上がるとか、恐ろしい事を朝の天気予報で聞きました・・・が。
湿度がそんなに高くないせいか、部屋の中や日陰は爽やかで、ちょっとホッとしています。
でも油断をせず、屋外はもちろん室内でも熱中症には気をつけてください。
水分補給を忘れずにお願いします。
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さて、今日は先日の歴史民俗資料館の続きをお届けしたいと思います。
前回は昭和の街並み、駄菓子屋さんの外観までで、“つづく”となりました。
今回は、まず電気屋さんです。

電気屋さん

当時の値段まで細かく再現。
電化製品の当時の値段にびっくりです。
値段だけ見ればそんなに今と変わりはないのですが、物価が大きく違います。
1955年の大卒男子初任給が約13000円ということですので・・・。
冷蔵庫やテレビは給料3カ月分・・・どこかで聞いたような“ダイヤの指輪”的な・・・。
ミキサーとか一か月の給料全部つぎ込んでまで欲しいですか?って感じなんですけども。
それに比べると今はホントに安くなりました。そして性能が良すぎて使いこなせてない感満載です。
炊飯器の後ろの東芝のマスコット人形「光速エスパー」くんも懐かしさ満点です。
今こういう企業のソフトビニール製マスコット人形は結構高く取引されていて・・・出回り方にもよりますがこのエスパーくんに2~3万円のお値段が付いているのを見ました。
そして次は、駄菓子と玩具です。

駄菓子屋さん。

懐かしいお菓子。
パッケージに印刷されているキャラクターは懐かしいですが、こうして見ると、ミルキーに風船ガム、グリコキャラメルにマーブルチョコ、ビスコなど今も普通に売っているお菓子がほとんどだということに気がつきます。
いつの時代でも人気のあるお菓子は同じ、味覚は同じ、ということでしょうか。
そのキャラクターですが、「あー、知ってる知ってる・・・けど名前が出てこないっ!!」という方のために。参考までに。
真ん中のオレンジ色のフーセンガムは「宇宙エース」でその下のピンクのガムは「狼少年ケン」ですね。
その上の白いのはちょっとわからないのですが手塚アニメですかね、白い髭の方が特徴的なキャラクターですから。
グリコのキャラメルも絵が今とは違います。

男の子のおもちゃあれこれ。
年代としては1950~1960年代くらいのおもちゃ。
写真左は紙テープみたいに巻いてある火薬をセットして打つピストルで、コマ、メンコです。
ヒーローごっことかしましたよね!皆さん。
メンコに描いてあるキャラクターは、右上から・・・多分東千代之介と大川橋蔵・・・でしょうか?
そしてその下は言わずもがなのダッコちゃんで、更にその下は我らが(?)鉄腕アトム。
真ん中のネズミはトッポジージョだと思われ、あと左上から月光仮面、遊星仮面(半分隠れてるやつ)、逆さまになってるのが黄金バット・・・わかるのはこのくらいですね。
いかがですか?思い出していただけましたか?この写真を見て思いでトークに花を咲かせていただけたら嬉しいなぁ、と思います。
そういえば、鉄腕アトムの誕生日は2003年4月7日。東京の高田馬場で天馬博士によって生み出されたとのこと。
2003年って・・・もう10年も前になるんですね!
漫画のアトムの連載が始まったのが昭和27年とのことですが、その頃に手塚治さんが思い描いた未来が今というわけで。
そう考えると感慨深いというか、不思議な気持ちがするというか。
科学の進歩も目覚ましく、アトム程ではないですが滑らかに2足歩行をして約200語を理解し独自のコミュニケーションシナリオを使って自然な会話をする、というロボットが自分で作れちゃう、時代になりました。
すごいですね。いいなぁ、私も欲しいなぁ。
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まだまだご紹介したい展示があります。
TVとかステレオとかアイロンとか・・・ということで次回、乞うご期待!(?)