8月
31
2013
皆さんこんにちは。
相変わらず不安定な天気が続いていますね。
台風15号は九州の西の海上で温帯低気圧に変わったそうですが、まだまだ安心はできません。
夕方にかけて大雨となるところがありそうとのことで、東海地方でも80mm~100mmの降雨予想が出ていますので、外出など気を付けてください。
さて、今日は駅前アート第7弾をお届けします。
数回に渡ってご紹介してきましたが、駅前アートについては今回で終わりになります。
タイトルは『現在と過去の交点』。櫻井壽人氏の作品です。

全体像:上部の縦長の隙間に階段があります。以前は下部の穴の中にツタが見えました。

全体像2
この作品には「鉱物と植物、動かないものと動くもの、耐久性のあるものとはかないもの」などの対比の意味が込められているとのことで、それは例えば「鉱物と植物」は白の花崗岩と彫刻の下の方に絡みついているツタ(アイビー)のことだと北名古屋市のHPに書いてありました。
ただ残念ながら今はツタは外からは見えません。
中の方に隠れてしまっているのか、もしかしたら枯れてしまったのかもしれません。
そういう意味では花崗岩とツタは、耐久性があるものとはかないものの対比と言えなくもないかな、と思います。
命のないものとあるもの、といったところでしょうか。
しかし”植物”に注目した場合は「儚い」というのは少々違うようにも思います。
例えば、屋久島の縄文杉は樹齢3000年とも4000年とも言われていますから、植物によっては環境さえ整っていれば人間よりはるかに長い生きし続けるものも少なくありません。

下部の丸い穴の中:左下の影がもしかしたらツタかも?
上部の切り込みの中には階段がありますが、これは「北極星に続いていく階段」とのことです。
「動かないものと動くもの」のうち北極星は動かないものの象徴です。
地球上からは動かず見えるこの星を、昔の人は旅や航海などの目印にしていたといいます。
しかし、本当は何千年毎に別の星に移り変わっているそうで、紀元前11500年前には「こと座のベガ」(おり姫星として有名です)だったそうです。氷河期が終わった辺りでしょうか。
現在の北極星は「こぐま座のポラリス」とされていますが、これが天の北極にもっとも近づくのは4100年頃、あと2000年強もかかるとのこと。
かなり遠く(約323光年)にあるために動いていないように見えるのですが、なんとも気の長い話です。
夜に彫刻の階段を辿って北極星を覗いてみるのもよいでしょうが、天気の良い昼間にこの隙間の階段が青い空へと続く様子を眺めるのもお勧めです。不思議な気分になれるのではないでしょうか。
また、彫刻ガイドブック「しむしむ」には『夜になると花崗岩に含まれている石の結晶が街灯に反射して綺麗だ』と書いてありました。
色々な楽しみ方をしてみてください。

青空に続く階段

上部切り込みの階段

夜になるとこの先に北極星が・・・
西春駅前にはまだ他にも数点の作品があります。
是非一度歩いて眺めてみてくださいね。
8月
29
2013
こんにちは。
前回「処暑なのに涼しくない」とブログに載せた途端に気温が下がりましたね。
朝晩過ごしやすいのはありがたいことなので良いのですけれども・・・。
さて、今日はちょっと珍しいものの話題をお届けします。
当クリニックの待合いには色々な植物が置いてあります。
パキラやゴムの木などの大きいものからサボテン、胡蝶蘭、アジアンタムなどの可愛らしい鉢まで。ガジュマルもありますし、名前のわからないものもあったりします。
植物好きな看護師さんが色々と気遣ってくれているのです。
入口の外にも寄せ植えの大きな植木鉢があり季節ごとに花も変えています。
今は松葉ボタンやハイビスカスが植わっていてちょっとした南国気分・・・とまではいかないですが綺麗です。ハイビスカスは次から次へと蕾を付けて花を咲かせているので随分と長く目を楽しませてくれている分、最近は花の色が少々薄くなってきてしまいました。最初の頃はもっと鮮やかなピンク交じりの紅い色をしていたので、少し残念です。
こういう光景をみると、やっぱり夏も終わりなのかなぁ、と思いますね。
さて。
このようなたくさんの植物の中に「サンセベリア」という観葉植物の鉢が3個ほどあります。
今回、その中のひとつに花の蕾らしきものが伸びてきた!のでご紹介しましょう。

サンセベリア全体

珍しい花(今は蕾です)
サンセベリアはマイナスイオンを放出するといって一躍人気になりました(実際は出さないそうなのですが・・・)。
名前は18世紀のイタリアのSanseviero(サンセビエロ)の王子(Reimond de Sangro)を記念してつけられたのだそうです。アフリカ原産なのに、イタリアって?何故なんでしょう?
葉が虎のしっぽに似ていることから別名「虎の尾」とも呼ばれています。
そしてこのサンセベリア、花を咲かせるのは珍しいことなのだそうです。
どのような条件で花をつけるのかについては、例えば“根がいっぱいになって窮屈な環境になった時に種の存続のため”とか“7~8年経って株が成熟すると花をつける”とか諸説あるのですが本当はよくわかっていないらしいです。
因みに我が家にも10年位経ったサンセベリアがありますが、花が咲いたことはありません。ウチのは水しかやっていませんので比較対象にもならないのかもしれませんが。
花は夜に咲き、結構な芳香を放つ、とインターネット情報にありましたのでとても楽しみです。咲いたらまたこちらでご紹介させていただきたいと思っています。
余談ですが、花言葉は「永久」とか「不滅」とのこと。
ナガシマ巨人軍みたいですね!
8月
24
2013
残暑お見舞い申し上げます。
節分を基準に1年を24等分して15日ごとに分けた「二十四節気」によると、8月23日から15日間を「処暑」と呼ぶとのこと。
昨日のニュースなど天気予報のコーナーではだいたいこの話題をしていました。
「処暑」の前、8月7日頃から22日までは「立秋」と言われ、いよいよ「秋」を意識する時期。暑さはこの辺りが最高潮となり、この日を境に「暑中お見舞い」から「残暑お見舞い」に変わります。
まだまだ暑い毎日が続きますが、空を見上げると夏の入道雲ではなく、秋の“巻雲”が見え始め、「空が高くなってきた」と感じる頃だそうですが・・・。
どうでしょうか?
こう暑くては空を見上げる余裕もありませんし、日傘からなるべくはみ出さないように歩くので精一杯で、太陽の光すら浴びたくないというのが本音です。
そして「処暑」とは。
夏の暑さに陰りが見えはじめる頃で、朝夕には涼しい風が吹き次第に秋の気配が増してくる頃だそうなのです!夕方には赤とんぼが飛び回るとか。
えーっ!?って感じですね。
ここ最近、朝晩もあまり気温が下がらずに寝苦しい夜が続いていますのでまったく実感がありません。
元々二十四節気は中国の黄河地方の暦なので日本とは若干ずれも出てくるのだそうですが、それにしてもそのずれが年々ひどくなっているのは気のせいではないと思います。
この暦が、最新の天文学の知識による改良を加えて日本に導入されたのは1844年のことだそうです。
1844年といえば江戸時代末期くらいでしょうか。随分古くから用いられているのですね。
半月ごとに区切られ気候の変化に細かく対応できるために農業の目安として重宝がられたそうです。
だから日本の文化にも浸透して、当たり前のように手紙の時候の挨拶や季語に使われているのですね。
因みに処暑の次は「白露」。9月7日頃だそうです。
8月
20
2013
こんにちは!
お盆を過ぎたというのにまだまだ暑いですね・・・。
いったいいつになったら涼しくなるのでしょう。
週間予報を見てもまだまだ続きそうで、げんなりとしてしまいます。
それでも日々は過ぎ、一日一日秋へと向かっていますので、なんとかここは踏ん張りたいものですね。
今日は西春駅前アートの6個目をご紹介したいと思います。
『自立の表現』
山岡 昇氏の作品です。

西春駅を背にした方向から見た場合

名草線を背に駅の方を向いて見た場合
中央に置いてあるステンレスが磨きこまれていてガラスのようになっていることによって、一方からみると普通に門が立っているようですし、反対側から見ると額縁のような四角形が浮いているように見えます。
行きと帰りでは全く違う形が楽しめるという、一粒で二度美味しい的なお得感。
アイディアがキラリと光る作品だなぁ、と思います。
タイトル通り「自立」の仕方にも色々とあるということなのでしょうか。
デジタル大辞泉を調べたら「自立とは『他への従属から離れて独り立ちすること。他からの支配や助力を受けずに、存在すること』」とありました。
支柱(足)を二本大地に踏ん張って立つ、という自立の形。
それから、独り立ちとか助力にこだわらず、何かに支えられながら、うまくバランスをとって立つ、のも自立と言えると思います。
その人なりのスタイルでその人が今できる最大限のことをする、ということが大切なのではないでしょうか。

ピカピカのステンレスに映りこんでいるだけとわかっていても不思議な感じ
8月
19
2013
こんにちは!
8/17(土)は西春駅前商店街の納涼楽市でした。
相変わらずの蒸し暑さでしたが、結構にぎわっていましたね。
当クリニックは金魚すくいの手伝いをしていたのですが、夜8時を過ぎたころにはすっかり売り切れてしまいました。
それにしても、小さいお子さんから年配の方まで皆さん楽しんで金魚をすくっていらっしゃったのですが・・・。
とっても上手ですね!!
びっくりしました。
だいたい金魚をすくう”ポイ”っていうんですか?あの丸い枠に紙を張った道具。
紙が水に濡れたら破れてしまうのは必至で、どう考えても金魚をのせたら重みで破れてすくえないだろう、と思うのですが。
そうでもないんですね。
ポイを完全に水に浸しても大丈夫だし、破れたらそれでお終いだと思っていたら、破れてもそのまま残りの部分と枠をうまく活用すればまだまだすくうことができるということを知りました。
もちろん、テクニックがある、という前提はあるのでしょうが。
おひとりで10匹くらいすくっていた方もいらっしゃいましたし、ポイが枠だけになってもチャレンジしていた方もいらっしゃいました。
皆さんの楽しそうな様子をみているだけで、こちらもわくわくした気分にさせていただきました。
ありがとうございました。
そしてお疲れ様でした!
8月
17
2013
お盆が終わり、8月も後半に入りましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日8/17(土)は通常通り診療を行っています。
午前:9:00~12:00
午後:2:00~5:00
よろしくお願いいたします。
そして本日午後6:00から西春駅前商店街にて納涼楽市が開催されます。
午後5:30頃から一部交通規制が入りますのでお車の方は午後は少し早めにお越しください。
名草線から駅に入る通りが規制されますのでよろしくお願いします。
パフォーマンスステージやゲーム大会などもありますのでよろしければ足を運んでくださいね!
8月
13
2013
こんにちは。
明日から3日間(14.15.16日)休診させていただきますのでよろしくお願いいたします。
17日(土)は通常通り9時~12時および14時~17時で診療を行います。
まだまだ暑い日が続きそうですね。
昨日高知県では41度を記録したとか!
今朝のTVでは岐阜県多治見市が日本一ではなくなった!という話題も放送していました。
多治見の方は「どうせ暑いなら日本一奪回に期待しています」とコメントしていましたが・・・。
いずれにしてもお盆休みの方もそうでない方も、無理をせず、適度な水分や塩分補給を忘れずに、熱中症などの対策をしっかり取りましょう。
8月
05
2013
皆さんこんにちは。
今日もまた暑いですね。
しかし雲行きが怪しいので、お出かけの際は傘などを持っていかれた方がよいかもしれません。
さて、今日は、西春駅前の彫刻のご紹介その5です。
『Stone Capsules―集う―』
鈴木典生氏の作品です。 当クリニックの駐車場の西にあります。
タイトル通り石のカプセルが整然と並べられていて、見た目の面白さはそれぞれ写真を見て感じていただければと思います。

ななめ上方向からその1

全体像

ななめ上からその2
前にご紹介した『夢のかなたに』(空飛ぶカバ)と同じ御影石です。
黒御影石の内部は、飛んできた種が芽を出すかもと、くりぬいたところに土を詰めて設置されたそうです。
上から覗いてみると、残念ながら芽吹いた種はなさそうですが、その土は苔で覆われています。
ちょっと枯れかかっていますが、柔らかそうな苔です。
秋ならコスモスとか、春ならたんぽぽとか咲いたら面白いのにな、とも思いますが、この辺りはアスファルトで覆われている土地が多くて雑草の種自体があまり飛んでいないかもしれませんね。
雨が降ると穴に水が溜まるので、もしかしたら種が飛んできても育たないということもあるのでしょうか?
御影石とは花崗岩質岩石の石材名です。
御影とは兵庫県神戸市東灘区にある町で、六甲山から切り出した花崗岩の質が良く、ここが石工職人・流通で有名になったことから花崗岩を指して御影石と呼ぶようになったそうです。
北名古屋市彫刻ガイドブック「しむしむ」にも石の説明があり、花崗岩は「地球上ではごくありふれているが、形成の過程で水の関与が必要なため太陽系の他の天体にはほとんど見出されない」と、ありました。
つまり、ここが地球であることの証明ができる石である、とも言えるってことでしょうかね?
8月
03
2013
皆さん、こんにちは!
今日は北名古屋市の見どころシリーズ、ということで、7/26にオープンした「食のアウトレットモール北名古屋」をご紹介したいと思います。
昨日、夕方のニュースで特集されていたのを見た方もいらっしゃるかと思いますが、初日、開店前に300人が並び、合計5500人が来店したと言っていました。
774平方メートルの敷地に建てられた木造平屋の建物ですから、そんなに大きくはないはずです。
そこに5500人。ナゴヤドームキャパシティの約10分の1。因みに建築面積48,169平方メートルですから・・・って余計にややこしくなるのでやめておきましょう。
「桃の館」という生菓子製造会社が中心となって、アイスクリームや米菓、ごま、果物、佃煮などの北名古屋市に拠点がある食品製造メーカー7社が参加して『工場直送の食品販売を中心に、見て、食べて、体験できる観光スポット』を設立したのだそうです。
「アウトレット」とは「工場から直接出るもの」という意味があるそうで、参加している会社の中には社名は余り知られていないものの全国のスーパーや百貨店に出店する有名大手食品会社の下請けをしているところもあり、中間マージンがない分正規品と同じ内容の物を安く提供できるといったメリットがあるそうです。
昨日のニュースでは、アラレやジェラートアイス、オレンジの丸ごと生搾りジュース、桃の漬物などどれもこれも美味しそうなものが紹介されていました。
今はまだオープンしたてで、夏休みということもあり、当分の間は混雑してるかもしれませんが、はやく覗きに行きたいなぁ、と思います。
場所は、北名古屋市法成寺ツナギ畑107番地1。
今回、市内循環バス「きたバス」の停留所がモール前に新設されていますので、こちらを利用するのもいいかもしれません。
8月
01
2013
8月の休診日をお知らせします。
金曜日と日曜日のお休みに加えて、14日(水)と15日(木)を休診とさせていただきます。
院内にも掲示をしておりますので、よろしくお願いいたします。
いよいよ8月に入りました。
暑さも一段と厳しくなりそうです。
こまめな水分補給などで、熱中症予防に心がけましょう。
部屋の中でも油断は禁物です。
室温28度を超えないようにエアコンや扇風機をうまく使って調節してください。
エアコンと扇風機を併用すると28度に設定したエアコンも25度くらいに体感温度が下がるといわれています。
扇風機はエアコンの下に置くのが効果的とか。
床にたまった冷たい空気を循環させるために上に向けて風の流れを作ってあげてください。
これにより節電もできますので一石二鳥ですね。