6月 26 2013
駅前アート その2
皆さんこんにちは。
またまた久しぶりの更新となってしまいました。すみません。
今回は、先日予告した通り、駅前アートの紹介をしたいと思います。
まずは当クリニックに一番近いところにあるものからです。
★『記憶の声』 愛知県立芸術大学アートプロジェクトチーム
かなり大きくて今はあまり見かけなくなった公衆電話BOXくらいでしょうか。
20センチ四方のガラスブロックを積んで直方体にしており、ブロックのひとつひとつを「記憶のカプセル」に見立てているのだそうです。
記憶のカプセルの中には、北名古屋市民から集めたという様々な「思い出の品」が封じ込められています。
ガラスがかなり分厚いために外からはぼんやりとしか見えませんが、時計、カメラ、そろばんやウルトラマンにスーパーファミコン、更にはスポーツ少年団の賞状(!)まで、つい懐かしくて昔に思いを馳せてしまいそうな物がたくさん入っています。
「あーこれ知ってる」「懐かしいなぁ」「よくこれで遊んだよね」と、見ていて飽きることがありません。
思えばこれらは昔と比べると目を見張るほどの進化をしているものばかりです。
時計はアナログからデジタル、電波時計へと。
カメラは昔はフィルムを現像しないと写真のでき具合がわかりませんでしたが、今は撮ってすぐに確認ができ、機能の充実したものになると被写体の顔を個別認識したり、プロジェクターがついていてそのまま壁などに映すことができるというから驚きです。
そして、ウルトラマンは・・・。この中に入っているのは初代か帰ってきたウルトラマンか、というところだと思われます。私はちょうどその辺りからもう少し後の世代なので本当に懐かしく思いました。因みにこのシリーズの最新作は『ウルトラマンギンガ』というのだそうですね。ウルトラマンが全員集合している画像を見たら40人くらいいましたが、「いったいいつの間に!?」という感じです。
このように、中身のほんの一部を取り上げただけでも思い出話は尽きません。
ガラスを通すために中身が歪んだり霞んで見えるところが、更に郷愁を誘う演出になっています。
一度皆さんもじっくりと覗いてみてください。